現役スタイリストが選び方を伝授!
肌を形成する皮膚は大きく分けて3つの構造で形成されています。
(1)表皮
(2)真皮
(3)皮下組織
そのなかでも表皮と真皮は欠かすことができません。
【表皮】
皮膚の一番表面にある部分が表皮です。表皮の中には角質などが含まれ、表皮の一番上にある部分は角質層と呼ばれます。角質層は死んだ細胞層であり、この下にある生きた細胞層のことを表皮細胞といいます。
【真皮】
表皮の下にある細胞が真皮です。真皮の約70%はコラーゲンと呼ばれる線維で構成されています。エラスチンという線維がコラーゲンの構造を支えているのですが、この2つの線維が古くなり弾力を失うことでシワを作っていくのです。
表皮の基底層で新しい細胞が生まれ、皮膚表面に向かって上へ上へと少しずつ変化しながら押し上げ、角質細胞になり、最後にフケや垢となってはがれ落ちる。このサイクルをターンオーバーといい、こうして表皮に傷ができても、傷あとが残さずに新しい美肌へと生まれ変わることができるのです。
ターンオーバーの周期は、健康な肌で約28日、40歳代で約40日といわれています。もちろん個人差がありますが、一般的に加齢によって新陳代謝も落ち、ホルモンのバランスも関係してお肌の入れ替わりの周期も遅くなります。
角質のバリア機能を構成している皮膚の角質層の重要成分のことをセラミドといいます。
角質細胞間脂質は、いろいろな脂質が混ざり合ってできていますが、約40%がセラミドで、残りの60%はスフィンゴ脂質や遊離脂肪酸などです。セラミドなどの脂質が水と統合して、肌の水分を保持し、外界からの刺激から肌を守る大きな役目を果たしています。しかし、セラミドは年齢とともに減少し、肌は徐々に乾燥しやすくなっていくので、セラミドの積極的な摂取が必要です。セラミドが減るとバリア機能が弱まり、肌表面から一部が剥がれ落ち、粉をふいた状態になります。
このように乾燥肌や肌荒れなどトラブルには、セラミドを補うことで理想の美肌状態を保つことができ、さまざまな侵入物質から肌を守ります。